筆者の知人A子さんは、社会人になったばかりの頃、強面で真面目な上司がどうしても怖く見えてしまい、質問をするのも緊張するほど苦手に感じていました。そんなある日、A子さんが上司の席に行くと──。苦手な上司との距離がグッと縮まったエピソードをご紹介します。

すると、上司のパソコン画面を見てびっくり。エクセルを使ってキャラクターの絵を描いていたのです。考え事をしながら適当に描いていたようですが、そうとは思えないほどクオリティーが高く、驚いてしまいました。私が驚いていると、上司は「まぁ、時々はこんな感じで手を抜きつつ仕事はするもんだよ」と真顔で言います。

私の席から上司を見ていると真面目に仕事をしているように見えるのに、実は絵を描いていることもあると知り、思わず笑ってしまいました。上司のお茶目な一面を知り、一気に親近感が湧きました。

それからは

上司の真面目なだけではない新しい一面を知ったことで、上司と気軽に話せるようになりました。
それからは、強面の人をただ「怖い人」と思うことは減り、「人にはきっと色んな一面がある」と思えるようになったことで、上司以外の強面の人ともコミュニケーションを上手く取れるようになれた気がします。

思えば当たり前のことなのですが、強面だからと言って中身も怖いわけではありません。そのことを経験させてくれた上司には感謝しています。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2026年1月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Emma.I
長年人事業務に携わり、働き続ける人々の本音や葛藤に触れてきたライター。
現在は仕事や自身の育児を通じて得た経験を元に、誰かの心に寄り添い、クスッと笑えるエピソードを執筆中。特に、女子中高出身者の視点やグローバル企業出身者の視点からの記事を得意とする。