人の言葉で傷つけられることもあれば、励まされることもあります。今回は、筆者の友人A子が語ってくれた「言葉の持つ強さ」について紹介します。

両親の離婚で従妹に会えなくなることに……

私は高校生のころ、両親が離婚。その後、母とともに母の実家の近くへ引っ越すことになりました。

残念ながら父とは離れ離れに。それまで毎年行っていた、父方の親戚の集まりに行けなくなってしまったのです。その集まりには、祖父母だけでなく父の兄家族、妹家族も参加しており、みんなで喋ったり食事をしたりと大好きな時間でした。

特に、年下のいとこBちゃんとは仲良し。まるで妹のようで、私はBちゃんが大好きでした。

引っ越してからはBちゃんに会う機会もなくなり、私は自分の生活で手一杯に。最初は集まりに参加できないことを寂しく思っていましたが、いつしかその記憶も薄れていったのです。

久しぶりの集まりに参加

社会人になり、時間にも金銭的にも少しずつ余裕が出てきた私。離婚した父とも自ら連絡を取り合うようになったある日、父からあの“集まり”に行かないかと声をかけられました。もちろん、私は快諾。

約10年ぶりに、父方の親戚に会うことになったのです。

後日、父の運転で久しぶりに祖父母の自宅へ。
ドキドキしながら顔を出すと、みんな大歓迎。久しぶりに会う祖父母は「久しぶり、元気だった?」「よく来てくれたね」と、涙を流しながら私を抱きしめてくれました。

中に入ると、そこにはあの頃より大人になったBちゃんがいたのです。