“金の切れ目が縁の切れ目”とはよく言ったものですよね。今回は、実際に家族間で金銭トラブルが起きてしまった筆者の友人の体験談を紹介します。
「こないだ兄くんが不動産屋から出てくるところを見たのだけど、兄くんはこちらに戻ってくるの?」
兄が不動産屋に……?
ピンときた私は、すぐに両親に相談しました。そして、私だけ再度帰省して実家に兄を呼び出したのです。
金の切れ目が縁の切れ目に
兄を問い詰めると、案の定実家の売却を勝手に相談していたのだとか。その理由を聞くと、売れたお金で自分の借金を返すつもりだったとのことでした。
兄は仕事には就いていたものの転職が多く、給料をすべてギャンブルにつぎ込んでいました。聞くと、時には両親にお金を借りることもあったそう。それだけでは飽き足らず、借金まで作っていたようです。
昔から妹の私より発言権が強く好き勝手していた兄でしたが、今回のことで両親は「甘やかしすぎた」と大反省。両親はショックを受けながらも、自分たちの生活を脅かす兄の身勝手な振る舞いを許すわけにはいかないと、両親は家を売らないときっぱり宣言し、兄を出禁にしたのです。
“いつまでもあると思うな親と金”
その言葉通り、育ててくれた両親を大事にしておけばよかったのに……そう強く感じた家族間トラブルでした。
【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2025年11月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:清水マキ
育児を機にキャリアを転換し、独学からライター講座の添削講師まで登り詰めた実力派。PTAやスポ少での積極的な交流から、ママたちの「ここだけの話」を日々リサーチ。金融記事も手がける確かな知性と、育児に奮闘する親としての等身大な目線を掛け合わせ、大人女性のライフスタイルから切実な悩みまでを鋭く、温かく描き出す。