強豪校でサッカーを続ける兄と、それを献身的に支える母。家計も時間も兄中心の生活だったわが家。そんな私が30代になり、やっと見つけた私だけの新しい人生の描き方とは? 友人が体験談を語ってくれました。
1枚の絵が変えた世界
結局兄は大学進学を機にサッカーを辞めました。
私は漠然と兄はプロになるものかと思っていたので、「私の犠牲は何だったの?」という微かな怒りがありました。
今、私は実家にいて、父の介護を母としています。
正直、「私の人生は何だったのか」と虚しさが襲ってくる日もあります。
けれど最近、介護の合間にまた絵を描き始め、ふとSNSに投稿してみました。
すると少しずつフォロワーが増え、ファンが付くように!
かつては誰にも見せなかった絵を、今はSNSを通して世界に向けて発信しているということが、密かな私の自信になっています。
時間がかかりましたが、私にやっとできた夢。
それは絵を描く時間をもっと増やし、仕事につなげていくことです。
【体験者:30代・女性パート、回答時期:2026年2月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:Yuki Unagi
フリーペーパーの編集として約10年活躍。出産を機に退職した後、子どもの手が離れたのをきっかけに、在宅webライターとして活動をスタート。自分自身の体験や友人知人へのインタビューを行い、大人の女性向けサイトを中心に、得意とする家族関係のコラムを執筆している。