回覧板がなかなか回ってこない日々が続き『嫌われているのでは?』と疑心暗鬼に。
思い切って隣家に聞いてみると、思いもよらない理由が判明!
ご近所関係で起きた、勘違いから始まる小さな出来事とは──。
今回は筆者の知人から聞いたエピソードをご紹介します。

「息子が間違えていたようで」
「ごめんなさい!」

お話を聞けば、回覧板の順番でわが家の前を担当されている隣家では、どうやら今年から、高齢夫婦に代わって息子さんが回覧板を回すようになったそう。

ところが、不慣れだった息子さんは正しい順番が分からず、これまでとは逆回りに回してしまっていたのです。

それにより、私たちの家が最後に回ってくるように変わってしまったようでした。

勘違い

これに気づかなかったのは私だけではありませんでした。
ほかの家庭も『新しくこれまでと反対回しになったのだろう』と特に深く考えずに受け入れていたようなのです。

そこには誰の悪意もなく、ただの「新しい役割への不慣れ」と「周囲の思い違い」があっただけでした。

事情が分かると拍子抜けするほどあっさり解決したこの悩み。

当の息子さんからも、「ちゃんと確認すればよかったですね。お待たせしてすみません」
と丁寧な言葉をいただき、ご近所さんに嫌われてなどいないと分かってホッとした私たち夫婦。

また、次月からは元通りの回り順になりました。

確認が大事

ご近所トラブルは、確認不足やちょっとした思い違いから生まれることが案外多いのかもしれません。

勝手にそうだと決めつけてあれこれ悩む前に、一言聞いてみる。

それだけで防げる誤解は、意外とたくさんあるのかもしれないと思った出来事でした。

今ではご近所さんとの間で笑い話のネタになっています。

【体験者:40代・女性パート主婦、回答時期:2026年3月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:一瀬あい
元作家志望の専業ライター。小説を志した際に行った女性への取材と執筆活動に魅せられ、現在は女性の人生訓に繋がる記事執筆を専門にする。特に女同士の友情やトラブル、嫁姑問題に関心があり、そのジャンルを中心にFTNでヒアリングと執筆を行う。