骨折した母の退院祝いに、奮発して贈った最新の歩行器。しかし、母は一向に使おうとしないのです。「外で元気に歩いてほしい」という私の焦りは、いつしか苛立ちへ変わってしまって……? 筆者の友人が、体験談を語ってくれました。

自立を願って贈った、最新の歩行器

一人暮らしで骨折し、入院していた母が退院しました。

もともと買い物以外は外に出ない出不精な母。

私は母の筋力の衰えを心配し、ネットで必死に調べて、機能性に優れた最新の歩行器をプレゼントしました。

「これで外に出てたくさん歩いてね」という一心での贈り物でした。

母が本当にほしかったもの

しかし、母は一向にそれを使おうとしません。

母のことを思って選んだものだっただけに、私は焦りと悲しさから、つい「どうして使ってくれないの!」と母を責めてしまいました。

すると母は言ったのです。