特別な日に限って、子どもが発熱し予定が崩れる──。このような経験はありませんか? 楽しみにしていたプランほど、なぜか思い通りにいかないこともありますよね。今回は、やっと取れた休みの日に起きた、筆者の小さな出来事をご紹介します。

電話に出ると、先生の声でした。
「Nちゃんがお腹が痛いと言って保健室にいます。お迎えをお願いします」

……ああ。このパターン、よくある。今日に限って……。

娘を心配する気持ちとともに、心の中で叫びました。
「今日だけは、休ませてー!」

施術者の一言に救われて

私の様子に気づいた施術者の方が、静かに声をかけてくれました。事情を話すと、優しく笑ってこう言ったのです。
「ママが“休もう”とすると、なぜかこういうこと起きるんですよね」

そして、こう続けました。
「でも今日マッサージができなくても、“休もうとしたこと”は無駄じゃないですよ」

その言葉に、ふっと肩の力が抜けました。子育てをしていると、完璧な“自分時間”なんてなかなか訪れません。

それでも、自分を労わろうとする気持ちはきっと大事。
結局その日は、マッサージを見送って学校へ向かいました。

突然の変更にも、やさしく声をかけてくれた施術者の方に感謝しました。
次の予約はもう入れています。今度こそ、無事に行けますように。

【体験者:40代・筆者、回答時期:2026年3月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:大空琉菜
受付職を経て、出産を機に「子どもをそばで見守りながら働ける仕事」を模索しライターに転身。 暮らしや思考の整理に関するKindle書籍を4冊出版し、Amazon新着ランキング累計21部門で1位に輝く実績を持つ。 取材や自身の経験をもとに、読者に「自分にもできそう」と前向きになれる記事を執筆。 得意分野は、片づけ、ライフスタイル、子育て、メンタルケアなど。Xでも情報発信中。