嫌な予感、夫に届いた荷物
夫から育休が取れる報告を聞いてから2日後。Aさん宅に夫宛の荷物が届きました。
普段から夫宛の荷物も開けていいと言われているAさん。段ボール箱を開封すると、そこには夫が前から取りたいと言っていた資格試験の参考書が3冊入っていました。
それを見たAさんは「夫、育休の間に資格勉強しようとしてるじゃん!」とピンときたのです。
自分の夫が、ネットでよく見る「育休を単なる自分の休みと考えているタイプ」だったと知って、Aさんはびっくり。
もちろん育児に余裕があるなら資格勉強をしてもらってもかまいませんが、育児をするための休暇なのに初めから資格勉強に集中できると考えてもらっては困ります。
Aさんは夫を問い詰めることにしました。
育休中に育児しないなら会社に報告します
帰宅した夫にAさんは参考書が届いたことを報告。すると夫は悪びれもせず「だってせっかく休み取れるんだから充実させたいじゃん」と言います。
Aさんはにっこり笑って「育休って育児するための休暇だから、資格勉強するなら子どもが寝てるときにしてね。もし子どもが起きてるのに勉強するなら、育休なのに育児してませんって会社に報告させてもらうから」と夫に言いました。
さらに「これ読んで勉強してみて。赤ちゃんのお世話してると勉強してる暇がないってわかると思うから」と言って、Aさんおすすめの育児書を夫に渡します。
育休前に気づいてよかった
夫はその日から、Aさんが渡した育児書をよく読むようになりました。届いた参考書は段ボールに入ったままです。
熱心に育児書を読むようになった夫は、「育休中に資格勉強なんてしてる場合じゃないよな」とも言ってくれました。
絶対に育休中に夫が育児以外の好きなことをしてはいけないというわけではありませんし、余裕があるなら夫にも休暇を楽しんでほしいとAさんは思っています。
ですが、最初からそのつもりなのは違うよね、と考えており、夫の育休前に考え方のすり合わせをできてよかったと思いました。
この2人なら育休中も助け合って、素敵な育児ができそうですね。妊娠・出産に関することは男女で考えの違いが生まれやすいもの。話し合って意思疎通をしていきたいものです。
【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2026年2月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:安藤こげ茶
自身も離婚を経験しており、夫婦トラブルなどのネタは豊富。3児のママとして、子育てに奮闘しながらもネタ探しのためにインタビューをする日々。元銀行員の経験を活かして、金融記事を執筆することも。