この女性がかなりの曲者。
「私、天然なので、距離感がわからないんです♡」と言いながら、A子さんの夫にベタベタとボディタッチを繰り返したそうです。
ついに我慢の限界を迎えたA子さんの放った一言に、場の空気が凍りつき──?
妻をなめるんじゃないわよ
これには、私も我慢の限界です。
「そんなに天然だと、お仕事もしづらそうで大変ですね。お取引先からもクレームが来るんじゃないですか?」
B美に向かって言ってやりました。
一瞬にして、場の空気が凍ったのがわかります。
「距離感がわからないって、信用関係を築くには、致命的ですもの」
「いい大人が『天然だから』で何でも許されると思っているのなら、それは大きな勘違いですよ」
B美は真っ赤になって、言葉を失いました。
追い討ちをかけるように、その場にいた夫の上司も、彼女に厳しい言葉をかけます。
「まったく、君の行動は目に余るね。くだらないことをするのはやめなさい」
さらにその上司は、夫に対しても苦言を呈してくださいました。
「君も、大切な奥さんを前にして、後輩が失礼を働いているのだから、しっかりとB美くんを注意するべきだろう」
──そうそう、その通りよ!
私は心の中で手を打って叫びます。
言いたいことを代わりに言っていただいたおかげで、胸のモヤモヤは、スッと軽くなったのでした。
女同士のバトルより、肉に夢中な夫
呆れたことに、夫は素っ頓狂な顔で、「えっ、あ、すみません……肉に夢中で」ですって。
トンチンカンな答えに、周囲は思わず大爆笑。
「おいおい! お前こそ、真の天然じゃないのか」
と、からかわれて、夫も気まずそうに笑っています。
私が応戦してしまったことで、場の雰囲気を悪くしてしまったなと思いましたが、空気が一気に和らいで、ホッとしました。
「そうなんですよ、すみません〜。うちの夫こそ、本物の天然ですね(笑)」
と、周囲に謝りましたが、「本物の」というワードを強調することは忘れませんでしたよ。
【体験者:30代女性・兼業主婦、回答時期:2026年3月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:大城サラ
イベント・集客・運営コンサル、ライター事業のフリーランスとして活動後、事業会社を設立。現在も会社経営者兼ライターとして活動中。事業を起こし、経営に取り組む経験から女性リーダーの悩みに寄り添ったり、恋愛や結婚に悩める多くの女性の相談に乗ってきたため、読者が前向きになれるような記事を届けることがモットー。