A子さんは、夫の会社主催バーベキューで、夫の後輩だという女性に出会いました。
この女性がかなりの曲者。
「私、天然なので、距離感がわからないんです♡」と言いながら、A子さんの夫にベタベタとボディタッチを繰り返したそうです。
ついに我慢の限界を迎えたA子さんの放った一言に、場の空気が凍りつき──?

「私、天然なので♡」

先日、夫・C男の勤める会社主催のバーベキューに、家族で参加したときの出来事です。

お肉を頬張っていると、夫の後輩だという、B美に声をかけられました。
「はじめまして〜! C男さんにはいつもお世話になっているんです♡ 奥様にお会いできて嬉しい♡ でも私天然なので、失礼があったらごめんなさい♪」

常に語尾にハートをつけて話すような、甘ったるい話し方をする子で、社会人らしからぬ雰囲気に、思わず苦笑いした私。
「天然って……普通、自分で言うものかしら」

それに、仮にも人の夫のことを、初対面の妻の前で、下の名前で呼ぶだなんて。
なんとなく、モヤモヤした気持ちでした。

え、それ、私の夫なんですけど?

B美は、なぜかずっとC男の隣をキープし、きゃっきゃとはしゃいでいました。
「はい、C男さん、お肉どうぞ♡」と、C男の腕に触れながらお皿を渡したり、
「C男さ〜ん、ペットボトルの蓋、開けてくださ〜い♡」と、甘えたり。

私の目の前で、ピッタリと体を寄せて自撮りでツーショットを撮り始めたときには戸惑いましたが、いちいち反応するのも変かなと、見て見ぬふりをすることしかできませんでした。

あまりにも夫への距離が近い彼女に対し、イライラしてきたころ、夫の同僚も見かねたのでしょうか。
「おいおい、ちょっとC男にベタベタしすぎだろ」と、窘めてくれました。

するとB美は、ケラケラ笑いながら言ったのです。
「え〜、そうですかぁ? 私、天然だから距離感とかわかんなくて〜♪」