筆者の知人であるA子さんは、社会人1年目の時、英語を多く使用する部署に配属されました。学生時代に語学を学んでいて英語に自信があったA子さんは、同じ部署の先輩の英語を聞いて、「私の方が上手……」と内心下に見ていました。ところがある日、その先輩が──。
英語のスキルだけしか見ていなかったことを大反省した、新人時代のエピソードをご紹介します。
英語のスキルだけしか見ていなかったことを大反省した、新人時代のエピソードをご紹介します。
先輩のフォロー
数日後、海外チームとの会議で私が話す機会がありました。私が説明をすると、海外チームから質問が。私の答えが曖昧だったのか、先方は納得していないようで、会議の雰囲気が悪くなり、私は焦るだけでどうすることもできませんでした。
すると、「たどたどしい英語」と私が下に見ていた先輩が、すかさずフォローしてくれました。
先日の会議同様、たどたどしく決して上手な英語ではないのですが、先方は「そういうことね!」と納得。会議はスムーズに進んだのです。
反省したこと
その様子を見て、私はハッとしました。言語はあくまでもツールで、大事なのは何を話すかということを痛感したのです。「フォローありがとうございます」と先輩に言うと、「英語上手だね。英語のフォロー頼むね」と言ってくれました。
先輩の優しさに触れ、下に見ていたことを申し訳なく思いました。“英語のスキル”しか見ていなかったことを反省し、業務を学ばなければならないと痛感しました。そして仕事とは、個々が各々のスキルを出し合い、協力して進めていくものだということをこの一件で学びました。
【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2026年1月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:Emma.I
長年人事業務に携わり、働き続ける人々の本音や葛藤に触れてきたライター。
現在は仕事や自身の育児を通じて得た経験を元に、誰かの心に寄り添い、クスッと笑えるエピソードを執筆中。特に、女子中高出身者の視点やグローバル企業出身者の視点からの記事を得意とする。