筆者の友人から聞いた話です。「前の妻はすぐキレる人で」と嘆く、年収1000万円超の54歳ハイスペ男性。結婚相談所で出会った彼のエスコートは完璧でしたが、交際を始めると……?

完璧なエスコートの裏に潜む「不誠実」

結婚相談所で知り合った彼は、自宅も近く年収1000万超えの54歳。
デートでは高級店をスマートに予約し、エスコートも完璧でした。

「この土地を終の住処にする」という彼の言葉に、これまで婚活で心が動かなかった私も、かすかな期待を膨らませていました。

しかし、会っていない時の彼は驚くほど淡泊でした。

朝10時まで飲み歩き、こちらの真面目な質問さえ翌日夕方に「リアクション機能」のスタンプ一つで済ませる。返信を気にしていた私は開かないとわからないそのスタンプに、言いようのない虚しさを感じました。
指先一つのタップで会話を完結させてしまうその姿勢に、向き合おうとする誠意を感じられず、少しずつ違和感が積み重なっていきました。

「異動報告」という名の、唐突な幕引き

それでも一緒にいる時間は楽しく、あっという間。
このままうまくいけばいいなと思っていた頃、一通のLINEが届きました。

「海外に異動になりました。もう会えません」
という文面に添えられた、目がバツになっている絵文字。

私は目を疑いました。

え? それで? 婚活の行方はどうなるの?
私は「直接会って話したい」と伝えましたが、
彼は「本来は相談所を通すべきですが、わざわざ直接伝えているんです。ご多幸をお祈りします」

と、話し合いの余地さえ与えず、一方的にシャットアウトしたのです。