子ども同士のトラブルは避けられません。でも、トラブル時の“親の対応”で、見えるものがあります。今回は、保育園で起きた小さなもめごとを通して、筆者が感じたことについてのお話です。

数週間後、園の前ですれ違ったときのことです。Bくんママが笑顔で声をかけてきました。

「そういえば、うちのBがなんか関わっちゃったみたいで〜。すいませーん」

一瞬、言葉が止まりました。

関わった?
先生からは、折ったのはBくんと聞いています。

私は「ははは……」と笑うしかありませんでした。怒りというより、価値観の違いを感じた瞬間でした。

私はどんな親でいたいか

子ども同士のトラブルは、これからもあるでしょう。ぶつかり合いながら、学んでいくものだと思っています。

でも、そのときの親の向き合い方は、子どもにも伝わるのではないでしょうか。

今回、私は二つの対応を見ました。
一つは、丁寧に向き合う姿勢。
もう一つは、他人事のようにサラリと流す姿勢。

どちらが正しいと言う気はありません。ただ私は、Aくんの保護者のように誠実でありたいと考えました。

誰かのミスに直面したときこそ、自分のあり方が試される。そう感じた出来事でした。

息子の壊れたキーホルダーは戻りません。
でも、私は一つ、大切な学びを受け取ったのだと思います。

【体験者:40代・筆者、回答時期:2026年3月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:大空琉菜
受付職を経て、出産を機に「子どもをそばで見守りながら働ける仕事」を模索しライターに転身。 暮らしや思考の整理に関するKindle書籍を4冊出版し、Amazon新着ランキング累計21部門で1位に輝く実績を持つ。 取材や自身の経験をもとに、読者に「自分にもできそう」と前向きになれる記事を執筆。 得意分野は、片づけ、ライフスタイル、子育て、メンタルケアなど。Xでも情報発信中。