家族に介護が必要になると、これまで当たり前だった関係が揺れてしまうこともありますよね。穏やかだった人が常に不機嫌になり、支える側も余裕を失ってしまうこともあるものです。今回は、友人が病院で目にした義両親の出来事から、介護の現実を感じたエピソードをご紹介します。
変わった日常
義父は、つい2年前までバリバリ仕事をしていました。よく笑う、おおらかな人で、義母との仲もよく、理想的な夫婦でした。
ところがある日、突然倒れてしまったのです。
そこから始まった入院生活。仕事はそのままリタイア、生活は一変してしまいました。
複雑な気持ち
私が病院へ手伝いに行ったとき、戸惑う出来事に直面しました。
あんなに穏やかだった義父が、いつも不機嫌なのです。看護師さんの言葉にも、家族の言葉にも苛立ち、少しのことで怒りだすのです。
寝たきりになり、自分でできることがほとんどなくなりました。その悔しさや苛立ちが、家族に向かってしまうようでした。
看護師さんは「よくあることなんですよ」と言って、気遣ってくれますが、義母はつらそうでした。
毎日洗濯した物を持って病院へ通い、身の回りのことを整える。それでも不機嫌な態度をぶつけられると、家族も疲れてしまいます。