筆者の話です。
転勤族の夫には、どうしても気になる『ジンクス』があります。
引っ越しの日になると、なぜか毎回、空模様が怪しくなるのです。
ftnews.jp

嵐の引っ越し

「また天気が怪しいな」
夫の転勤が決まり、引っ越しの日が近づくと、私は天気予報を何度も確認していました。
というのも、これまでの引っ越しでは、不思議なほど悪天候に当たっていたからです。

大雪や暴風雨に見舞われ、高速道路が通行止めになったこともあります。
そのときは仕方なく下道へ回り、何時間もかけて移動することになりました。
引っ越しのたびに空が荒れ始めるため、いつしか私は「今回こそ大丈夫だろうか」と天気予報を気にするようになっていたのです。

続くジンクス

ある年の引っ越しでも、その『ジンクス』は変わりませんでした。

仕事の引継ぎもあるため、夫が先に引っ越しすることになった時のこと。
当日、雪の影響で交通が乱れ、夫の到着は予定より大幅に遅れてしまったのです。
新しい社宅の鍵の受け取りや入居手続きの連絡も届かず、夫は現地で立ち往生することになりました。
あとで聞いた話では、吹雪の中で車を止め、車内で待機していたそうです。

その状況を想像した私は、思わず「またか」と空を見上げてしまいました。
これまでの出来事を振り返ると、偶然とは思えないほど、わが家には嵐がつきまとっていたのです。

夫のひと言

一方で、数日後に私が公共交通機関で新しい土地へ向かった際は、まったく違う空でした。
空はすっかり晴れ渡り、交通状況も落ち着いていたのです。
夫の引っ越し時の荒れた天気が嘘のようでした。