下校時間を過ぎても帰らない娘が心配で、すんでのところで警察に電話しそうになったA子さん。
ようやく帰ってきた娘は、見知らぬ女性と手をつないでいて――!?
「正しいことってなに?」
母としての答えに迷い、揺れ動いた胸の内を語ってくれました。
ようやく帰ってきた娘は、見知らぬ女性と手をつないでいて――!?
「正しいことってなに?」
母としての答えに迷い、揺れ動いた胸の内を語ってくれました。
たしかに、娘にはそう教えてきました。
娘の優しい行動は、親としてなによりも嬉しく、誇らしいものです。
だけど同時に、背筋が凍る思いもしました。今回は本当に助けを必要としている方でしたが、もしもこれが「善意を利用する悪意」を持った相手だったら……。
「知らない人に自分からついていく」「自宅の場所を教える」という行為が、どれほど危険を孕んでいるか。
私は娘を、褒めるべきか注意するべきか、しばらく悩んでしまいました。
大切なことを教える難しさ
娘とはしっかり話し合い、「あなたの優しさは100点満点。でも、自分とお相手の両方の安全を守るために、次からはまず近くの大人やおまわりさんに相談しようね」と伝えました。
「まずは大人の力を借りる」というルールを決めることで、娘の優しい心に蓋をせず、安全を確保する道を選びたいと思ったのです。
防犯意識も、人を思いやる心も、どちらも大切です。
でも、幼い娘を混乱させず、両方を教えることはとても難しいと痛感しました。
現実は、教科書のように単純ではありませんね。
【体験者:30代女性・専業主婦、回答時期:2026年2月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:大城サラ
イベント・集客・運営コンサル、ライター事業のフリーランスとして活動後、事業会社を設立。現在も会社経営者兼ライターとして活動中。事業を起こし、経営に取り組む経験から女性リーダーの悩みに寄り添ったり、恋愛や結婚に悩める多くの女性の相談に乗ってきたため、読者が前向きになれるような記事を届けることがモットー。