ゲーム三昧で、勉強そっちのけの息子に激怒し、パソコンを取り上げたC子さん。
それからというものの、息子はすっかり元気をなくしてしまったそう。
あまりに落ち込んでいるので、話を聞いてみると――。
知らなかった息子の優しさに気づく、母の反省エピソードです。

「自分のパソコンがほしい」

私には、中学生の息子がいます。

最近、息子が「自分のパソコンがほしい」と言い出しました。
どうやらゲームをやりたいようです。

テストで全科目80点以上取れたら買ってあげるという条件を出すと、息子は奮起し、見事にクリア。
というわけで、約束どおりパソコンを与えたのですが――。

毎日ゲーム三昧の息子に、激怒

それからというもの、息子は帰宅するとすぐに部屋にこもり、ゲーム三昧の生活を送るようになりました。あんなに勉強を頑張っていた姿はどこへやら、リビングに顔を出す時間も減り、会話もぎこちなくなっていきました。

「毎日ゲームばかりして、いい加減にしなさい!」
私はついに爆発し、ゲーム禁止令を出しました。

息子はかなり焦った様子で、「一日一時間にするから」と必死に頼んできましたが、私は聞く耳を持たず、パソコンを自分の仕事部屋に移動させました。

「こんなの、買わなきゃよかったわ」

知らなかった、本当の理由

その日から、息子は目に見えて元気をなくしてしまいました。
何をするにも、なんだかぼんやりしています。その様子は単にゲームを取り上げられた不満というより、何か大切なものを失ったかのように見えました。

さすがに心配になり、改めて話を聞いてみました。
「最近、元気ないじゃない。そんなにゲームがやりたいの?」