何でも話せたママ友に、とある打ち明け話をした知人。そのときママ友が思いもよらぬ反応を見せて──
知人から聞いたお話を紹介します。
知人から聞いたお話を紹介します。
仲良しのママ友
私は小学生の子どもが2人いる主婦です。
そんな私には、3年ほど付き合い続けているママ友がいました。
ママ友のA子とは月1回ほどランチに行く仲。
A子とはお互いの立場も似ているせいか、夫の愚痴や子どもの学校のことなどを含めて、何でも気兼ねなく話せていました。
休職した夫
ある日のこと、夫の病気が発覚しました。
少し前から体調が悪かった夫でしたが、詳しく検査をしてみると手術が必要と判明。
幸い手術は無事に終わりましたが、しばらくは療養が必要との診断。仕事を休職することになりました。
夫の体はもちろんですが、金銭的なことも私にとって大きな不安でした。
幸い会社からの休職手当は出たものの、子どもたちの教育費も貯めなければいけないことを考えると、決して余裕があるとはいえません。
そこで私は、パートに出ることを決めたのです。
つい愚痴ると
幸いにもパート先はすぐに見つかりましたが、給料日の関係でまとまったお金が手に入るのは2ヶ月先ということが分かりました。
その間も夫の会社から手当が出ますが、足りない分は貯蓄を切り崩す必要があります。
「不足分を貯蓄から出すのは、正直痛いな……」
そう思っていた矢先、偶然にもA子から電話がありました。
張り詰めていた糸が切れたのか、私はつい、今の切迫した状況を堰を切ったようにA子に話してしまったのです。
「大変だね」
そう言ってA子は、静かに話を聞いてくれました。