1歳の子供をベビーカーに乗せて百貨店の優先エレベーターを利用した時のこと。混雑するエレベーター内で、同乗者が私に「降りろ」と怒鳴りつけてきました。理不尽な要求に困惑していると、周囲の助けと百貨店スタッフの素晴らしい対応でスカッとする結末に! 今回は筆者の実体験エピソードをご紹介します。

彼はそう爽やかに微笑むと、サッとエレベーターを降りてくれたのです。青年の優しさに胸が熱くなりました。しかし、怒鳴ってきた男性は反省するどころかチッと舌打ち。さらに、大学生と入れ替わりに乗ってきた高齢の女性に対しても「ぎゅうぎゅうなのに乗ってくるなよ!」と文句を言い始めたのです。エレベーター内は重苦しい雰囲気になりました。

スタッフの毅然とした神対応!

すると、エレベーターの扉が閉まりかけた時、外からスッと手が入って扉が開きました。現れたのは、百貨店のフロアスタッフでした。スタッフは男性の目を真っ直ぐ見て、静かに、しかし毅然と告げました。

「お客様、こちらは車椅子やベビーカーをご利用の方の『優先エレベーター』でございます。全てのお客様に安全にご利用いただくため、恐れ入りますがこちらの方々へ場所をお譲りいただけますでしょうか?」

その言葉に、男性は顔を真っ赤にして絶句。周囲の冷ややかな視線に耐えきれなくなったのか、逃げるようにエレベーターを降りていきました。

その後、スタッフは「ご不快な思いをさせて申し訳ございません」と深々と頭を下げて見送ってくれました。あの時の男子大学生の優しさと、毅然と対応してくれた百貨店スタッフの神対応には今でも感謝しています。自分も困っている人がいたら、あのようにスマートに助けられる人間になりたいと強く思った出来事です。

【体験者:40代・筆者、回答時期:2026年3月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターが経験したエピソードを踏まえ、主観的な視点で表現しております。

FTNコラムニスト:藤野ゆうこ
2度の離婚を経て、シングルマザーとして介護職の管理者を務める現役会社員。現場で触れてきた数多くの家族の人生模様や、自身の波乱万丈な実体験をベースに、読者が同じ苦労をしないための教訓を込めたコラムを執筆。現在は介護現場や周囲への取材を通じ、嫁姑・夫婦関係・ママ友など、複雑な人間関係のトラブル解決に繋がる情報を発信中。