父が甥を迎えに行った日の帰宅後、甥は今にも泣き出しそうな様子でした。
話を聞くと、甥の友人を車で送り届けた際、友人がドアを強く閉めたことに父が思わず声を荒らげてしまったとのことで……筆者のとある体験談です。

かつては子どもの意見を受け入れることの少なかった父が、甥の言葉を静かに受け止める姿に、私は驚きを覚えました。
自分の気持ちを率直に伝えた甥の成長と、それを遮らずに聞いた父の変化の双方に、深い感慨を抱きました。
叱る前にまず耳を傾けることの大切さを、そのやり取りから改めて教えられた思いがした出来事でした。

【体験者:50代・筆者 回答時期:2025年12月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒヤリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

Illustrator:乙野
FTNコラムニスト:大下ユウ
歯科衛生士として長年活躍後、一般事務、そして子育てを経て再び歯科衛生士に復帰。その後、自身の経験を活かし、対人関係の仕事とは真逆の在宅ワークであるWebライターに挑戦。現在は、歯科・医療関係、占い、子育て、料理といった幅広いジャンルで、自身の経験や家族・友人へのヒアリングを通して、読者の心に響く記事を執筆中。