我が子の成長に、胸をなでおろす瞬間はありませんか? できることが増えると、親はつい「もう大丈夫」と思ってしまいがちです。けれど子どもの内側は、思うほど単純ではないのかもしれません。今回は、筆者が感じた「子どもの成長」についてのエピソードをご紹介します。
病院へ
先日、息子の5歳児健診に行きました。
受付をすませたとき、ふと頭に以前の光景が浮かびました。前回の健診では、診察室に入るまでが一苦労でした。
名前を呼ばれても病院のオモチャに夢中、「行くよ」と言っても「ヤダ!」の一点張り。無理やり抱き上げたところ、大暴れされたのです。
周りの視線が気になって、私だけ汗だくになっていたのを思い出しました。
成長した息子
それが、今回はどうでしょう。
「Rくーん」
「はーい!」
返事もはっきり。きちんとオモチャを片づけ、靴を履き、自分で診察室へ向かいます。
あれ、こんなにスムーズだったっけ。
先ほどの尿検査も上手にできたし、先生の指示に合わせてジャンプや片足立ちも難なくクリア。心音や目、耳のチェックも落ち着いて受けています。
正直、ホッとしていました。
「ラクになったなぁ。もう心配いらないよね」と、どこかで区切りをつけたくなっていたのかもしれません。