冷蔵庫は常に満杯が愛情の証!
そう信じてきた私が見た、息子夫婦の“空っぽ”の冷蔵庫。
思わず生活苦を疑うも、そこには思い込みを覆す理由がありました──。
今回は筆者の知人から聞いた、価値観の違いにハッとさせられるようなエピソードをご紹介します。

お嫁さんは、必要な分だけその都度買う主義で、できる限り食品ロスを出さないようにしているというのです。

また、息子夫婦は共働きでお昼ご飯も夜ご飯もなかなか一緒に食べられず、基本一緒にゆっくり食べられるのは週末のみ。

「作り置きをして無駄にするより、その時食べたいものを新鮮なうちに買って、お互いストレスなく自炊するルールなんだ」と、息子は明るく話してくれました。

一安心と反省

それを聞いて、決して息子夫婦は生活に困っているわけではなく、現代のライフスタイルに合わせた賢い選択をしているのだと分かり、ホッとした私。

同時に、私は自分の考えが“正解”だと捉え、勝手に不安になっていたことに気づき、反省しました。

家庭の形も、暮らし方も一つだけではありません。

冷蔵庫の中身だけで幸せは測れないのだと学んだ出来事でした。

【体験者:60代・女性主婦、回答時期:2026年2月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:一瀬あい
元作家志望の専業ライター。小説を志した際に行った女性への取材と執筆活動に魅せられ、現在は女性の人生訓に繋がる記事執筆を専門にする。特に女同士の友情やトラブル、嫁姑問題に関心があり、そのジャンルを中心にFTNでヒアリングと執筆を行う。