まさかの事態
……看板が、ない。
嫌な予感がして慌てて車を降りると、目に飛び込んできたのは「閉店しました」の文字。
えーーー!?
ここぞという時のレストランが、閉店!?
慌てて別のお店を探しましたが、ランチ営業が終わった中途半端な時間帯ということもあり、なかなか良いところが見つかりません。ぐずる娘と、気を遣ってくださる義両親。
詰めが甘かった、私の反省
最終的にたどり着いたのは……自宅。
お祝いごはんは、コンビニ弁当になりました。
なんで確認しなかったんだ、私!
あれだけ「今日は完璧」と思っていたのに、一番大事な「営業しているかどうか」を確認していないなんて。段取り上手、気遣い上手な顔をして、肝心なところで詰めが甘い……!
落ち込む私を見て、義両親がフォローをしてくれます。
「今日は、ランドセル姿が見られただけで十分だよ」
「呼んでもらえてうれしかったわ、ありがとうね」
そう言う義両親の手には、コンビニ弁当。
本当は、幕の内御膳のはずだったのに……。
完璧だと思っていた入学式の日は、確認不足と気遣いに包まれた、少しほろ苦いお祝いになりました。
【体験者:40代・女性会社員、回答時期:2026年2月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:大空琉菜
受付職を経て、出産を機に「子どもをそばで見守りながら働ける仕事」を模索しライターに転身。 暮らしや思考の整理に関するKindle書籍を4冊出版し、Amazon新着ランキング累計21部門で1位に輝く実績を持つ。 取材や自身の経験をもとに、読者に「自分にもできそう」と前向きになれる記事を執筆。 得意分野は、片づけ、ライフスタイル、子育て、メンタルケアなど。Xでも情報発信中。