やりがいを持って小学校教員として働く私。小さいころ「お母さんみたいな先生になりたい!」と言っていた息子が、大学生になってあることを宣言。私の働く背中が、まさかの反面教師になった理由とは? 友人が体験談を語ってくれました。
「おれも先生になる!」誇りだった息子の言葉
私は小学校の教員をしています。
働き方改革が進みつつあるとはいえ、持ち帰り仕事や保護者対応に追われることが多く忙しい毎日。
それでも、昨日までできなかったことができるようになった瞬間の生徒たちの笑顔や、卒業式で立派に巣立っていく姿を見守れるこの仕事は、私にとって何物にも代えがたい誇りです。
一人息子は、私の働く姿を見て「おれも将来、学校の先生になりたい」と言ってくれていました。
その言葉は私にとって励みの言葉になり、誇りでもあったのです。
突然の「教員にはならない」宣言
しかし、息子が大学生になり、進路を真剣に考える時期になったときのこと。
「おれ、教職はとらない。教員にはならないよ」と、あっさり告げられたのです。
息子の人生は息子のもの。好きな道に進んでほしいと頭ではわかっていながらも、毎日必死に働いてきた私の生き方そのものを否定されたような気がして、その日は落ち込みました。