地元愛が深いのは素晴らしいこと! ……とは限らないのかもしれません。筆者の知人Aさんは"地元ラブ"な夫の意向で、結婚と同時に夫の地元で暮らし始めました。夫の馴染みある所で幸せな新婚生活……と思っていたAさんでしたが、その地元愛に振り回されることになるのです。夫の地元だからといって、必ず妻も楽しまなければいけないのでしょうか。

夫の地元へ引っ越し

Aさんの夫は地元が大好き。地元愛を抱えながら育った夫でしたが、大学進学のため別の地域に出て、そのまま就職。そこでAさんと夫は出会い、恋に落ち、結婚しました。

Aさんは夫の地元への愛を普段から聞かされており、「結婚生活を送るなら絶対に地元!」と言われていたので、プロポーズと同時に引っ越しを決意。

Aさんは覚悟ができていたので、夫の地元に引っ越すことをそれほど不満には思っていませんでした。むしろ、夫の大好きな地元で自分も暮らせることを楽しみにしていたのです。

地元ではじける夫

夫の地元で暮らし始めたAさん。夫は大好きな地元に戻ってこられたのが嬉しいのか、毎週遊びまわります。しかも、必ずAさんを同行させるのです。

夫曰く、「夫の友達とも親しく付き合うのが妻の務め!」とのこと。毎週行われる飲み会に、Aさんも連れ出されます。

飲み会ではAさんにはわからない地元の話をされ、ついていけないノリの中で過ごさなくてはなりません。

しかも飲み会の後は、夫から「ノリが悪い。もっと俺の地元になじんでくれなくちゃ」とお説教されてしまうのでした。

ここは私の地元じゃない!

夫の地元にAさんの味方は一人もいません。こちらに来てから夫の友達と交流はしていますが、Aさんは結婚したのに一人っぼちの気分でした。

週末一人で過ごしたくても、“妻の務め”である夫の友人との付き合いがあるため、それすらできません。