妊娠や出産の場面では、思いもよらない出来事が起きることがしばしばあります。母体や赤ちゃんのことを考えると希望や要望が通らないこともあるでしょう。今回は筆者自身の第一子出産時のエピソードを紹介します。

夫が選んだタイミング

そして迎えた手術当日、夫に
「そういえば、お義父さんとお義母さんに手術のこと伝えてくれた?」
と確認すると
「今朝早くに連絡を入れたよ」
と言うのです!

いくらなんでも手術当日の報告では義両親を驚かせてしまうのでは!? ギリギリ過ぎると失礼にあたらないか? と不安に思ったのですが、夫は続けて
「早く伝えると、せっかく俺から伝えたのに君に直接電話がいってしまったり、手術後に張り切って病院に来てしまったりして、君が気疲れしてしまうかもしれないだろう? 今は何よりも、君の心と体の安静が第一。だから、あえてこのタイミングにしたんだよ」
と話してくれました。

私は伝えたあとの展開まで頭が回っていませんでしたが、夫はその後の私がいかに穏やかに過ごせるかを最優先に考えて動いてくれていたのです。
義両親へのフォローは、後でしっかりするから大丈夫、と言い切ってくれた夫。私が出産に専念できるよう、細やかな配慮をしてくれた彼に改めてリスペクトを感じました。

【体験者:30代・女性自営業、回答時期:2026年2月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Emi.A
夜の世界での接客業を経て、会社員に転身。その経験を生かして、男女の人間関係を中心にコラムを執筆。結婚と出産の際に会社員として苦労した経験を経て、働く母親世代の思いにも寄り添うべく、執筆業専門に転身。現在は、男女関係、ワーキングマザーのリアルを描くライティングを行う。