妊娠や出産の場面では、思いもよらない出来事が起きることがしばしばあります。母体や赤ちゃんのことを考えると希望や要望が通らないこともあるでしょう。今回は筆者自身の第一子出産時のエピソードを紹介します。
想定外の帝王切開
臨月になり、いよいよ出産間近だとお産を楽しみにしていた、予定日の2週間前の日のことです。
産前最後になるであろう健診で、私の骨盤がせまくお腹の赤ちゃんが骨盤を通れないことが判明しました!
そのため、まったく予想していなかったのですが、帝王切開でのお産になることが決定。
『元気な赤ちゃんが生まれてくれるなら、どんな出産方法でもいい』
そう頭では分かっていても、長年夢見ていた経膣分娩ができなくなったことに、私は心の整理がつかず酷く落ち込んでしまいました。
義両親への報告
帝王切開に向けて気持ちを立て直し、自分のなかでしっかり気持ちの切り替えができたものの、心の奥底には経膣分娩への未練が残っていたのだと思います。
そんな私の不安定な様子を察して、夫が
「帝王切開になったことや術日についてだけど、俺の親には俺から報告しておくからね」
と申し出てくれたのです。
自分の口で報告することによって生じる精神的負担や、義両親から悪気なくかけられる言葉で私が傷つくかもしれないことまで考慮して、夫が私を守ろうとしてくれていることが伝わり、その優しさに甘えることにしました。