「察してほしい」という甘えが、思わぬ夫婦のすれ違いを招くことも。1歳児を連れた帰省中、夫の無神経な振る舞いに憤慨した筆者。そんな私を諭したのは、味方をしてくれると思っていた実父の意外な「正論」でした。

まさかの両成敗

すると、父が一言。
「お前は、風呂に入りたいから子どもを見ててね、と言ったんか?」

……言っていません。

「素直に“お願いね”と言えば済む話やろう」

さらに父は、母にも一言。
「娘と一緒になって婿の陰口を言うとは何事や。今は娘をたしなめるのが母親の役目やろう」

素直に頼む

確かに私は夫に対して、“言わなくてもわかるはず”“察してよ”と思っていました。
でも、言葉にしなければ相手がどれほど無自覚でも伝わらないのです。
夫の鈍さを責める前に、トラブルを回避する方法はあったのかもしれません。

それ以来、夫には素直に頼むこと。
気づいていなさそうなときは、はっきり言うこと。

それを心がけています。
父の正論は、ちょっと悔しかったですが、「察してちゃん」を卒業して自分が楽になるための、ありがたい学びでした。

【体験者:50代・筆者 回答時期:2026年2月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒヤリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:大下ユウ
歯科衛生士として長年活躍後、一般事務、そして子育てを経て再び歯科衛生士に復帰。その後、自身の経験を活かし、対人関係の仕事とは真逆の在宅ワークであるWebライターに挑戦。現在は、歯科・医療関係、占い、子育て、料理といった幅広いジャンルで、自身の経験や家族・友人へのヒアリングを通して、読者の心に響く記事を執筆中。