しかしある日、自分の息子に「ひと言」言った母へカチン!
筆者の友人F子が実際に体験した母娘エピソードをご紹介します。
息子のしゅんとした顔にハッとする
その後、私は結婚し、息子を出産しました。
ある日、実家のリビングで息子が牛乳をこぼしてしまったときのこと。
「あーあ、ほんとうに不器用ね。誰に似たのかしら」
と言う母。
私はいつものように、反射的に笑って流そうとしましたが、息子がしゅんとした顔で
「ぼく、ぶきようなの? ぶきようってなに?」
その言葉に、ハッとしました。
意を決して、母に伝えたこと
「息子も、私と同じ思いをしてしまう」
そう思った私は、「お母さん」と母に言いました。
「それ、今日から無しでお願いします」
「なにが?」
母はきょとんとした顔。
「アドバイスと言う名の、ひと言多いシリーズ」
と伝えました。
言われた言葉はずっと心に残るもの
母は
「あら、ひと言多い?」
と自覚なし。
「お母さんは軽い気持ちで言ってるけど、言われた方はずっと心に残ってしまうの」
「私が経験した苦しさを、息子にも味わせたくないの」
落ち着きながら、丁寧に私は説明しました。
「失敗は成功のもと」
「そんなつもりじゃ」
と言いながらも
「そうね、決めつけた言い方は良くないわね」
と理解してくれた母。
「じゃあ、なんて言えばいいかしら」
と戸惑っていたので、私は少し考えて
「失敗は成功のもと、て言ってほしいかな」
と付け加えました。
これは私自身が幼い頃、かけてもらいたかった言葉でした。
子どもにかける言葉の大切さ
親や祖父母など、近い人間から言われる言葉は、想像以上に本人に影響を与えるもの。
私も今回の出来事を通して、自分がかける言葉が、子どもに大きな影響があるかもしれないことを心にとめながら、子どもと接していこうと感じました。
【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2026年2月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:Sana.Y
医療機関に勤めるアラフォーワーキングマザー。新卒で化粧品メーカーに入社後、結婚出産を機に退職。現在は転職し子育てと仕事の両立に励む。自分らしい生き方を求め、昔から好きだった書くことを仕事にしたくライターデビュー。化粧品メーカー勤務での経験や、会社でのワーキングマザーとしての立ち位置、ママ友との情報交換を通して美容や教育、女性の生き方を考えた情報を発信している。