筆者の体験談です。
帰省するたび、両親に「休みの日をカレンダーに書いておいて」と言われます。
何気ないひと言のはずなのに、私の中で少しずつ違和感が膨らんでいきました。

決定打

ある日、母が何気なく言いました。
「どうせ休みなんでしょ?」
その瞬間、言葉がうまく返せませんでした。

私にとっての休日は、ただ空いている日ではありません。
ソファに座ったまま動かない日も、何も予定を入れない日も、大切な自分を取り戻す時間です。
説明する前に、両親によって当然のように埋められていくのです。

実家のカレンダーに休みを書き込みながら、私は同時に考えていました。
『報告しない日』を、どこに作ろうかと。

距離の選択

両親に悪気はありません。
むしろ、家族だからこそ頼れる、という信頼の証なのだと思います。

でも、私の時間は私のもの。
たとえ家族であっても、すべてを共有する必要はないのだと、少し距離を取ったことで気づきました。

自分の時間を守ることは、わがままではありません。
そうして心に余裕を持たせることが結果として、家族と長く穏やかに付き合っていくコツなのかもしれません。
そう思えたことで、実家との関係も前より少しだけ楽になりました。

【体験者:50代・筆者、回答時期:2026年2月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Kiko.G
嫁姑問題をメインテーマにライター活動をスタート。社宅生活をしていた経験から、ママ友ネットワークが広がり、取材対象に。自らが離婚や病気を経験したことで、様々な悩みを持つ読者を元気づけたいと思い、自身の人脈や読者の声を取材し、記事として執筆。noteでは、糖尿病の体験記についても発信中。