「ふざけるな!」息子が大学合格を報告した瞬間、夫が激怒。その裏にあったのは、夫が持っているコンプレックスで……? 息子を使って人生をやり直そうとする夫に、友人が言い放った「一言」とは? 友人が体験談を語ってくれました。
人生をやり直そうとする夫に、私が突きつけた真実
息子は「今の自分の実力はここだから」と訴えましたが、夫は聞く耳を持ちません。
「浪人してでも名の知れた大学を目指せ。俺みたいになるな」と夫。
親心として、少しでも良い道を歩ませたいという夫の言い分も頭では理解できます。
でも、夫のその言葉を聞いた瞬間、私の中でさーっと気持ちが冷めていったのです。
夫は息子の将来を心配しているのではなく、中退を後悔している自分自身の過去を、息子を使って「やり直し」しようとしているだけなのだと気付いたのです。
私は夫に言いました。
「この子の人生なんだから。息子の大学進学は、あなたのリベンジの場じゃないのよ!」
夫は一瞬言葉に詰まりましたが、「後悔だけはするなよ」と息子に言い、それから何も言いませんでした。
息子が選んだ道を認める覚悟
結局、息子は希望通りの大学へ進学。
親ができる一番の仕事は、子どもが選んだ道を「それでいい」と認めてあげること。自分の理想を押し付けることではないのです。
夫もいつか、「自分のコンプレックスは自分で消化するしかない」と気付いてくれることを願っています。
【体験者:50代・女性会社員、回答時期:2026年1月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:Yuki Unagi
フリーペーパーの編集として約10年活躍。出産を機に退職した後、子どもの手が離れたのをきっかけに、在宅webライターとして活動をスタート。自分自身の体験や友人知人へのインタビューを行い、大人の女性向けサイトを中心に、得意とする家族関係のコラムを執筆している。