「民度が低い」「客層が悪い」。元・高級住宅街住みのママ友は、会うたびに今の街を見下す発言ばかり。そんな彼女を黙らせた、地元生まれママの「ある一言」とは? 筆者の友人が体験談を語ってくれました。

ランチ会を凍らせたHさんの一言

ある日のランチでのこと。

Aさんが「この辺りのスーパーは安かろう悪かろうで、みすぼらしい気持ちになる」と嘆き始めました。

私は「また始まった」と適当な相槌を打っていた、そのときです。

隣に座っていたママ友Hさんが口を開きました。

「ごめんね、私ここの生まれで、育ちもずっとここなんだけど」

Hさんは穏やかな口調のまま続けました。

「愚痴を言っているすぐ近くに、この街で生まれ育った人がいるかもしれないって、想像つかないかな?」

Aさんは顔を真っ赤にして、「ごめんごめん! そういうつもりはなくて」と弁解していました。

住んでいる土地を否定することは、そこで暮らす人々を否定することと同じ。

「住めば都」とは言うけれど、まずはその街への敬意を持たなければ、いつまで経っても居場所など見つからないのだと、Aさんを見て痛感した出来事でした。

【体験者:40代・女性パート、回答時期:2026年1月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Yuki Unagi
フリーペーパーの編集として約10年活躍。出産を機に退職した後、子どもの手が離れたのをきっかけに、在宅webライターとして活動をスタート。自分自身の体験や友人知人へのインタビューを行い、大人の女性向けサイトを中心に、得意とする家族関係のコラムを執筆している。