筆者の話です。義母の希望で、産後の肥立ちの時期を義実家で過ごすことになった私。夫はスポーツクラブ通いに夢中で顔も出さず、義母は母乳育児を否定し、衝突が絶えませんでした。心身ともに追い詰められた娘の異変に気づいた実母が取った行動とは。
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義実家での産後の生活

長男を出産後、夫のサポートを期待して足を踏み入れた義実家は、私にとって安息の地ではありませんでした。夫は「仕事」を口実にスポーツクラブへ入り浸り、私たちの自宅から義実家へほとんど顔を出しませんでした。数十年、産婦人科の看護助手として働いてきた義母は、その経験という名の「正義」で私を追い詰めました。

「そんな少ししか出ないなら、こだわらないで粉ミルクで育てなさい。お腹を空かせてたら可哀想よ」

助産師さんの言葉を信じ、必死に母乳を与えようとする私の腕から、義母は無慈悲に長男を奪います。ようやく返してもらった後の調乳中、極限の疲労で粉ミルクの蓋を閉め忘れた私に飛んできたのは、労りではなく「湿気たらもったいないでしょ!」という鋭い叱責でした。

そんな張り詰めた空気の中、義母が差し出したのがあのケーキです。

限界を迎えた日

「あんたに、ケーキを買ってきた。7個あるから、1日1個食べて」
一見、産後の嫁を気遣う義母の優しさに見えるかもしれません。
仏壇に供えられていたケーキを毎日出してくれたのですが、日が経つにつれて劣化していき、ついにはイチゴにカビが見えるほどに。

それを見た瞬間、私は恐怖と悲しさ、衛生面の不安で血の気が引きました。でも、断れば義母の不機嫌を買い、さらに居心地が悪くなるかもしれない。私はその場をやり過ごすのが精一杯で、ただ涙を流して自室へ逃げ帰ることしかできませんでした。