親戚が1人もいないと思い育った知人。しかし母が亡くなったあと、衝撃の真相が発覚しました。知人から聞いたお話を紹介します。
親戚がいない
私は50代の主婦です。
子どもの頃、母から「うちには親戚がいないのよ」と言われて育ちました。
実際、一度も親戚のお葬式や結婚式などに出席したことはなかったので、母の言葉を疑うことはなかった私。
「どうしてうちには親戚がいないの?」
と、母に尋ねてみたことがありましたが、母は、
「みんな亡くなったの」
と答えていました。
羨ましい
幼い頃は友だちが「親戚に会いに行く」と言ったり、「おばあちゃんが優しい」という話を聞いたりすると羨ましく感じたこともありました。
ただ、母にそう言うと「親戚付き合いってとても面倒なのよ。ない方が楽なの」との答え。
一人も親戚がいない身の上を寂しく思いながらも、母のどこか疲れたような表情を見て、「母の言うとおりかも」と自分を納得させていたのです。
母が他界
その母は、私が30歳を迎える直前に他界しました。
若い頃に仕事をしていた母だったので、関係者に知らせるため新聞のお悔み欄に母の名前を載せました。
ですが、退職したのはかなり前のこと。「お葬式に来る人は少ないだろう」と、そう思っていたのです。