今回は、筆者の知人A子さんから聞いたエピソードをご紹介します。
小学生の娘たちは映画館が苦手なのですが、ある日、A子さんのお母さんから映画館へ行こうと誘われました。事情を伝えて断ると、「行けないなんて可哀想」と言われ、A子さんは思わず胸が痛んだそうです。
「映画館じゃなくても映画は楽しめる!」そう伝えたくて、自宅での鑑賞スタイルを見てもらうことにしたA子さん。すると、思いがけない反応が返ってきたのでした。

家で映画を流し、ポップコーンをつまみながらゴロゴロしたり、おしゃべりしたり。照明は少し明るめに残し、音量も娘たちが安心できる大きさに調整します。周りの目を気にせず、思い思いにくつろげるこの時間が、私たち親子のお気に入り。
母も意外なことに、「家だからこその楽しさ」があると分かってくれたようで、私もほっとしています。
それ以来、「映画館に行けなくて可哀想」と言われることはなくなりました。

【体験者:40代・女性会社員、回答時期:2025年12月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

Illustrator:あすおかあすか
FTNコラムニスト:Emma.I
長年人事業務に携わり、働き続ける人々の本音や葛藤に触れてきたライター。
現在は仕事や自身の育児を通じて得た経験を元に、誰かの心に寄り添い、クスッと笑えるエピソードを執筆中。特に、女子中高出身者の視点やグローバル企業出身者の視点からの記事を得意とする。