親の思いは、成長してからでないと本当の意味では分からないものかもしれません。子どもの頃は当然だと思っていた日々の出来事も、その裏には親の大きな決意や努力があったのだと、大人になってようやく気づくこともありますよね。今回は、筆者の知人から聞いたエピソードをお届けします。
この頃、父の背中が少し小さくなったように映る瞬間があります。
それでも私にとって父は、どんな有名企業のトップよりも偉大で、誇りに思える存在です。
自分の苦しさを決して表に出さず、ただ娘の将来を守るため、心配をかけまいと必死に家族を支え続けてくれた父。そのおかげで私は不自由なく大学を卒業することができました。
厳しかった頃の父も、黙って耐え続けていた父も、どちらも同じように尊敬しています。
父が手渡してくれた思いを胸に、今度は私が誰かの支えになれる大人になりたいと願っています。
【体験者:20代・女性会社員、回答時期:2025年12月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
Illustrator:fumo
FTNコラムニスト:藍沢ゆきの
元OL。出産を機に、育休取得の難しさやワーキングマザーの生き辛さに疑問を持ち、問題提起したいとライターに転身。以来恋愛や人間関係に関するコラムをこれまでに1000本以上執筆するフリーライター。日々フィールドワークやリモートインタビューで女性の人生に関する喜怒哀楽を取材。記事にしている。