「娘の結婚式でかっこいい父親に」
ある日、リビングで筋トレしている夫に「本当になんでジム通い始めたの?」と改めて聞いてみました。
すると夫は少し照れくさそうに「この前の結婚式見てさ、親父、かっこよかったじゃん。俺もいつか娘の結婚式で、あんな父親でいたいなって思ってさ」と。
え、娘まだ小学1年生なんだけど……。
「気が早すぎない? 少なくとも10年以上は先の話だよ?」と思わずツッコんでしまいました。
気が早すぎる父親の愛情
「だから今から準備しとかないと間に合わない」と真面目な顔で答える夫。
そんな先のことまで考えて、娘のためにかっこいい父親でいたいと努力する姿に、呆れつつもちょっと嬉しくなりました。
もっとも、これまでに何度もダイエットが長続きしなかった「前科」のある夫ですから、本当に続くかは未知数です。
とりあえず「頑張ってね」と応援しつつ、そのまっすぐな気持ちをしっかり受け取って温かく見守ることに。
いつか娘が大きくなったら、この話を教えてあげようと思います。
「パパはこんなに早くから、あなたのことを考えていたんだよ」と。
【体験者:30代・女性・会社員、回答時期:2026年2月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:K.Matsubara
15年間、保育士として200組以上の親子と向き合ってきた経験を持つ専業主婦ライター。日々の連絡帳やお便りを通して培った、情景が浮かぶ文章を得意としている。
子育てや保育の現場で見てきたリアルな声、そして自身や友人知人の経験をもとに、同じように悩んだり感じたりする人々に寄り添う記事を執筆中。ママ友との関係や日々の暮らしに関するテーマも得意。読者に共感と小さなヒントを届けられるよう、心を込めて言葉を紡いでいる。