筆者が高校生の頃、友人関係に悩んでいた私に、母は「今は合わないだけと思いなさい」という言葉をかけてくれました。「今は合わないだけ」そう思って、高校時代は苦手な友人とは割り切った関係で過ごしていましたが、その教えに大人になって感謝した、筆者のエピソードをご紹介します。
就職後、苦手だった友人に遭遇
その後、大学を卒業して社会人になり、職場近くで偶然、高校生の頃に苦手と感じていた友人に会いました。挨拶程度にと思って会話を始めたところ、就職先の業界や興味のある分野が同じだったり、新人社員としての悩みが同じだったり、共通点が多くありました。
久しぶりに話すうちに意気投合した私たちは、職場が近いこともあり、定期的にランチをする仲になりました。さらに「今度一緒にアフタヌーンティーしようよ」と、休暇のリフレッシュまで一緒にするようになったのです。
母の教えに感謝
高校生の頃に喧嘩別れといった“嫌な思い出”としてその友人が私の記憶に残っていたら、今のような関係にはならなかったかもしれません。当時母が言っていた「苦手な子でも、今は合わないだけと思いなさい」という言葉を思い出しましたが、その通りだと思いました。
当時は合わなくても、互いに色々な経験を重ねてから再会した時、印象は変わるものだと実感しました。友人関係を断ち切るのではなく、いつかのためにとっておく。そんな母の教えに感謝しています。
【体験者:30代・筆者、回答時期:2026年2月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:Emma.I
長年人事業務に携わり、働き続ける人々の本音や葛藤に触れてきたライター。
現在は仕事や自身の育児を通じて得た経験を元に、誰かの心に寄り添い、クスッと笑えるエピソードを執筆中。特に、女子中高出身者の視点やグローバル企業出身者の視点からの記事を得意とする。