外国人旅行客などから英語で話しかけられて、戸惑った経験はありませんか? 言葉が通じない不安やプレッシャーから、思うように受け答えができなくなることもありますよね。今回は、筆者が“父の対応”を間近で見て感じた出来事をご紹介します。
思ったこと
私は横で見ていて、少し不思議な気持ちになりました。
英語の勉強をしてきたのは、どちらかといえば私のほうです。
それなのに、動けなかったのは私でした。
父は、正しい英語を話そうとしていませんでした。
通じるかどうか。それだけを基準に、言葉を発していたように見えました。
一方の私は、「間違わないように」「失礼があってはいけない」と考えすぎて、身動きが取れなくなっていたのだと思います。
あの日の道案内は、語学力の差というより、向き合い方が違っていたのでしょう。
完璧でなくても、伝えようとすること。
その一歩が、相手を助けることもある。
父の背中を見ながら、そんなことを考えました。
【体験者:40代・筆者、回答時期:2026年2月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:大空琉菜
受付職を経て、出産を機に「子どもをそばで見守りながら働ける仕事」を模索しライターに転身。 暮らしや思考の整理に関するKindle書籍を4冊出版し、Amazon新着ランキング累計21部門で1位に輝く実績を持つ。 取材や自身の経験をもとに、読者に「自分にもできそう」と前向きになれる記事を執筆。 得意分野は、片づけ、ライフスタイル、子育て、メンタルケアなど。Xでも情報発信中。