新築の分譲地、最後に入居したのは「丸山(仮名)」という男性。挨拶に現れた彼と話すうち、子どもが同い年、出身中学も同じと共通点が判明します。顔はどこか懐かしいのに、記憶の中の誰とも名前が一致しないのです。「忘れていたら失礼すぎる……」と焦る私に、彼が告げた衝撃の事実とは? 友人が体験談を語ってくれました。

6区画の建売住宅、最後のご近所さん

私は生まれ育った地元で結婚し、6区画ある建売住宅の1軒を購入しました。

早めに入居し、周りも徐々に埋まっていく中、最後に残っていたお隣がついに売れました。表札には「丸山」の文字。

「お隣さんはどんな人が来るのかな」と思っていた矢先のこと。

ある日の夕方、インターホンが鳴りました。

盛り上がる会話の一方で、冷や汗が止まらない私

モニターに映っていたのは、私と同世代くらいの男性。

「引越ししてきました、丸山です」と爽やかな挨拶をしてくれました。

玄関先で立ち話をしたところ、なんと子ども同士が同い年で、春から同じ小学校に通うことが判明!

一気に親近感が湧き、「地元はこの辺ですか?」と聞いてみました。

すると「はい、私はA中学の出身です」と言うではありませんか。

「えっ、私もです! 同じ中学ですね」