親子だからといって、意思の疎通が必ずしもうまくいくとは限らないようです。筆者の友人・M奈は母子家庭に育ちましたが、母親との折り合いが悪く、高校卒業と同時に家を出てしまいました。M奈のちょっと哀しいエピソードをご紹介しましょう。
母からの教え
「産まなきゃよかった」と言ったのは、自分のエゴで産んだことで、私に辛い思いをさせているのがたまらなかったのだと聞きました。
母の言葉の表面だけを捉え、その裏にある葛藤に気づけなかった自分を、今は申し訳なく思っています。
現在は、母が守り抜いてくれた命に感謝し、一生懸命働いて建てたお墓で、心を込めて供養をしています。
私も今は親となり、2人の娘がいますが、親子でも行き違いがあるということを頭に叩き込んで、子育てをしていこうと思っています。
【体験者:40代女性・会社員、回答時期:2026年2月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:RIE.K
国文科を卒業しOLをしていたが、父親の病気をきっかけにトラック運転手に転職。仕事柄、多くの「ちょっと訳あり」な人の人生談に触れる。その後、結婚・出産・離婚。シングルマザーとして子どもを養うために、さまざまな仕事の経験あり。多彩な人生経験から、あらゆる土地、職場で経験したビックリ&おもしろエピソードが多くあり、これまでの友人や知人、さらにその知り合いなどの声を集め、コラムにする専業ライターに至る。