皆さんは、自分が想像もしていなかったプレゼントをもらって困惑した経験はありますか。善意から贈ってくれたものと分かっていても、物によってはプレッシャーに感じてしまうこともありますよね。今回は、筆者の友人M華が、義母の決めつけによって“思わぬ贈り物”で緊張感を抱えることになったエピソードをご紹介します。
初めての妊娠で戸惑う日々
M華は、妊娠中期を迎えた30代の女性です。初産ということもあり、体の変化や出産への不安など、毎日が初めての連続でした。そんなM華を気遣い、何かと声をかけてくれる存在が義母です。
ある日、義母はM華のお腹を見るなり、「この出かたは間違いなく女の子よ!」と言い切り、それ以降、ピンク色やパステルイエローなどのベビー服や小物が次々と贈られてくるように。性別はまだ分からない状態でしたが、M華は「男の子でも使えそうだし」と、ありがたく受け取っていました。
ありがたく受け取れないプレゼント
ところがある日、義母は大きな箱をいくつか抱えて現れます。中に入っていたのは、なんと“立派なお雛様”でした。両親をすでに亡くしているM華に、何か形に残るものを、という思いから購入してくれたようなのです。しかし、さすがに性別確定前のお雛様は、M華にとって重すぎるプレゼントでした。
「もし男の子だったら、このお雛様を見るたびに申し訳ない気持ちになるのでは……」その思いが頭から離れず、出産が近づくにつれて、喜びよりも「義母の期待を裏切ってしまうかもしれない」という緊張のほうが勝っていきました。