家事を効率化しようと工夫している方は多いですよね。特に毎日の食事作りを支える「作り置き」は、忙しい女性にとって心強い味方です。でも完璧な状態を目指すあまり、逆に疲れてしまうことも……。今回は、筆者の友人の体験談をお届けします。
SNSの「完璧なママ」に憧れて
SNSでよく見かける、色鮮やかなタッパーが整然と並ぶ“作り置き”投稿。
「週末作り置きだけで10品完成!」という魅力的な文句に影響された私は、ガラス製のおしゃれなタッパーを買い揃え、日曜日のたびに長時間キッチンに立ち続けていました。
常に何種類もの副菜を揃え、うっとりと達成感に浸る日々。
でも、その美しさを追求するあまり、本来は休日であるはずの日曜日が、自分を追い詰める「戦場」のような時間に変わっていたことに、その時の私は気づいていなかったのです。
月曜の朝、すでに限界……!
問題は、その先でした。
日曜日に何時間もキッチンに立ち続けた疲れで、足はパンパン。
さらに平日の食卓では、頑張って並べたおかずに家族から「またこのおかず? 最近多いね」と無邪気な反応が返ってきます。
良かれと思って始めたはずなのに、いつの間にか独りよがりの押し付けになっていないだろうか……?
ある時、作り置きを終えて山のような洗い物を前に、「何のために休日に働いているんだろう」と溜息が漏れました。
高く掲げた目標によって、自分の体と心が悲鳴を上げていることにようやく目が覚め、これでは本末転倒だ、と強く感じたのです。