毎週水曜日の開店と同時に、お気に入りのスーパーへ足を運ぶA子さん。家族のために新鮮なお魚を選ぶ時間は、彼女にとって大切なリフレッシュタイムでした。しかし、そこにはいつも「ある獲物」を狙う影が潜んでいたのです。今回は、A子さんが鮮魚コーナーで体験した、ちょっぴりモヤっとして最後はスカッとするエピソードをご紹介します。
救世主は店長! 意地悪な宣戦布告を打ち砕く「魔法のレシピ」
翌週、再び鮮魚コーナーへ行くと、そこにはまたあの女性の姿がありました。どうやら買い物のルーティンが重なっているようで、避けることは難しそうです。A子が少し身構えながら魚を注文すると、やはり背後に気配を感じました。
A子が魚を注文するやいなや、「今日はアラもらうからね!」と再びの宣戦布告。
モヤモヤが頂点に達したそのとき、普段は見かけない店長がひょっこりと現れたのです!
「お客様! 今日のお魚のアラは脂が乗っていて最高ですよ。お湯をかけるだけの『霜降り』をして、お酒と醤油で煮るだけで絶品です!」 店長は輝くような笑顔で、A子さんに美味しい調理法を伝授してくれました。前回の失敗が下処理不足だったと気づいたA子さんは、「じゃあ、今日も持って帰ります!」と明るく回答。店長は優しく見守るようにニコリと微笑んでくれました。
捨てなくてよかった! 家族の笑顔と変化した鮮魚コーナー
店長から教わった通りに調理してみると、食卓には驚くほど美味しい一品が並びました。
「これ美味しいね!」と喜ぶ家族の姿を見て、A子さんは心から「持って帰ってよかった」と実感したそうです。
実は、アラこそが一番美味しい部分だと知ったA子さん。翌週からも自信を持ってアラを持ち帰るようになると、その女性はA子さんがアラの価値を理解したことを察したのか、無理に声をかけてくることはなくなりました。
嫌な思いをした出来事も、ちょっとした知識と味方がいれば、素敵な日常のスパイスに変わるものだとわかりました。
【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2025年11月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:日向みなみ
出産を機に、子どもとの時間を最優先できる働き方を模索し、未経験からWebライターの世界へ。ライター歴10年の現在は、オンライン秘書としても活動の幅を広げている。自身の経験を元に、子育てや仕事に奮闘する中で生まれる日々の「あるある」や「モヤモヤ」をテーマに、読者のみなさんと一緒に笑って乗り越えるよう、前向きな気持ちになれるコラムを執筆中。