これは、知人のA子さんに聞いたお話です。
毎週水曜日の開店と同時に、お気に入りのスーパーへ足を運ぶA子さん。家族のために新鮮なお魚を選ぶ時間は、彼女にとって大切なリフレッシュタイムでした。しかし、そこにはいつも「ある獲物」を狙う影が潜んでいたのです。今回は、A子さんが鮮魚コーナーで体験した、ちょっぴりモヤっとして最後はスカッとするエピソードをご紹介します。
毎週水曜日の開店と同時に、お気に入りのスーパーへ足を運ぶA子さん。家族のために新鮮なお魚を選ぶ時間は、彼女にとって大切なリフレッシュタイムでした。しかし、そこにはいつも「ある獲物」を狙う影が潜んでいたのです。今回は、A子さんが鮮魚コーナーで体験した、ちょっぴりモヤっとして最後はスカッとするエピソードをご紹介します。
開店直後の鮮魚コーナー。優雅なはずの買い出し時間に忍び寄る影
会社員であるA子は、仕事が休みになる毎週水曜日の朝、近所のスーパーへ行くのを楽しみにしていました。
そこの売りは、なんといっても活きの良いお魚。 「今日はお刺身にしてもらおうかな」 などと献立を考える時間は、A子にとって至福のひとときです。A子はいつも、対面コーナーでその日の気分に合わせた処理をお願いしていました。
ただ、一つだけ困っていたのが「アラ」の扱い。お店の人に「アラはどうしますか?」と聞かれても、料理が苦手なA子さんは「いらないです!」と断るのが常でした。ところが、その様子をじっと見つめる視線に、彼女はまだ気づいていなかったのです。
「今日は私がもらうわ!」突然の横取り宣言にフリーズ!?
いつものように魚を注文していたA子さんに、背後から鋭い声が飛んできました。
声の主は、毎週見かける顔なじみの中年女性。 「この人、いつもアラがいらないって言うから、今日は私がもらうわね!」 あまりに堂々とした「横取り宣言」に、A子は思わず絶句。
断るつもりだったはずなのに、こちらの事情を無視した女性の強引な態度にカチンときてしまい、とっさに「今日はください!」と言い返してしまいました。 女性は「いつもはいらないくせに……」とブツブツ不満げ。嫌な気分になりながらも持ち帰ったアラでしたが、慣れない料理はあえなく失敗。
「やっぱりもらわなきゃよかった」と、翌週の買い物に重い足取りで向かうことになったのです。