思わず顔面蒼白!
「えっ、嘘でしょ!?」
再生して血の気が引きました。
5分程度の動画には、わが子を含めチームメイトの顔がバッチリ映り込んでいます。モザイクなどの配慮は一切なし。
「今日の練習風景! みんな頑張ってる!」というタイトルの下、体操服や練習場所も特定できる状態で、公開されていたのです。
子どもたちの安全を考えて
これは見過ごせません。映っている子どもの許可も取っていないし、何より防犯上のリスクが気になります。個人を特定できる情報は、どこで悪用されるか分かりません。
私はすぐに、コーチに相談しました。
「子どもたちだけで練習する時間もあるし、防犯上も怖すぎます」と。
そして、動画を確認したコーチの表情が、みるみる険しくなっていきました。
コーチの決断は即禁止
ある日の練習日。
コーチは保護者全員を集め、毅然とした口調で言いました。
「練習の撮影は自由ですが、SNSや動画サイトへのアップロードは一切禁止です。子どもの安全に関わる問題です。近くこのクラブのルールとして、明文化する予定です」
名指しこそされませんでしたが、自分のことだと察したのかAさんは顔面蒼白。動画は即日削除されていました。
「ただの記録用だったのに……」とこぼしていたようですが、悪意がなくても、他人の子を危険に晒すことになりかねません。
改めてネットリテラシーと、チーム内のルールの重要性を再確認した出来事でした。
【体験者:30代・女性パート、回答時期:2026年1月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:Yuki Unagi
フリーペーパーの編集として約10年活躍。出産を機に退職した後、子どもの手が離れたのをきっかけに、在宅webライターとして活動をスタート。自分自身の体験や友人知人へのインタビューを行い、大人の女性向けサイトを中心に、得意とする家族関係のコラムを執筆している。