新たにパートを始めたものの、春休みと職場の繁忙期が重なり、働き続けられるか不安を抱えたという女性。
過去の苦い経験からシフトの相談をためらうなか、勇気を出して上司に打ち明けると?
今回は筆者の知人から聞いた、心温まるエピソードをご紹介します。

パートを始めた

これは数年前、息子が小学校にようやく慣れたことをきっかけに、1月からパートの仕事を始めたときのお話です。

家庭中心だった生活に少しずつ仕事が加わり、慣れない業務に緊張しながらも充実した日々を過ごせていました。

ただ、働き始めてすぐに気になっていたのが、3月が職場の繁忙期だということ。

3月といえば、子どもは春休み。学童などを利用するとはいえお弁当作りや生活リズムの変化もあり、1日中家に子どもがいる日も出てきます。どうしても物理的に勤務が難しい日が出てくることに、不安を感じていました。

面接の際に息子がいることは伝えていたものの、忙しい時期に休むと言い出すことに強い引け目を感じていました。

それには、過去の苦い経験があったからです……。

苦い過去

息子が保育園児の頃、別のパートを短期間していたことがありました。

でも、息子の急な発熱や風邪で休むたび、
「母親だからって休みすぎは困るよ」
と上司や同僚からは苦い顔をされてばかり。

その空気に耐えられず、結局居づらくなって辞めたのです。

それ以来、職場で家庭の事情を口にすることが怖くなっていました。