マスクなしでは外に出られない──そんな状態になっていた知人が、勇気を振り絞って素顔で外に出てみました。そのときの周りの反応は? 知人から聞いたお話を紹介します。
マスクが手放せない
私は1人の子どもを持つ主婦です。
私には、大きな悩みがありました。
それは「マスクが手放せない」ということ。
そうなった理由は、子どもが入園した時期がコロナの真っ最中だったからです。
園の先生や保護者という、新しい人間関係の始まりはマスクと共にでした。
マスクをした顔で認識され、新しい知人が増えていく日々。
そのうち、マスクをするかどうかは個人の判断に任せられるようになったものの、私は取ることにためらいを抱えていました。
「『こんな顔だったんだ』と思われたくない」
「マスクなしだと、私だと気づいてもらえないのでは?」
そうやってためらっている間に、私はマスクを外すタイミングを逃してしまったのです。
3年間マスクを着けたまま
結局私は、子どもが年長の冬を迎えてもマスクを外せませんでした。
ですが、子どもの卒園が目前に迫って来たときのこと。
新しい生活への空気を感じ始めたとき、私は突然マスクをし続けることに嫌気がさしたのです。
「最後ぐらいマスクを取りたい」
そう思った私は、ついにマスクを外す決意をしました。