英語に憧れながらも、身につかないまま大人になった筆者。子どもを近所の「英語教育に力を入れる保育園」に通わせたことで、ネイティブの先生と対面する朝が訪れます。その場で起きた出来事と子どものひと言が、時間がたってからの後悔として胸に残りました。

いつの間にか、遠ざかっていた目標

英語が話せる人に憧れていた、私。
学生時代には、専門学校にも通わせてもらい「いつかペラペラに」と本気で思っていた時期もあります。
……それなのに、結果はまったく話せません。

大人になってからは、英語を話したいと思う場面自体が減り、その憧れもどこかにしまい込んでいました。
ところが、子どもを通わせた保育園が「英語教育」に力を入れている園だったのです。

日本語が通じない!

ある朝、新しいネイティブの先生が出迎えてくれました。
「Good morning!」と、とにかく元気。

今までは、日本語も話せる方が多かったので油断していましたが、その先生、日本語がまったく通じません。
英語で自己紹介が始まり、私は固まりました。頭の中は真っ白。そして口から出たのは、
「ヨ、ヨロシクオネガイシマス……」

日本語なのに、なぜか片言でした。

そのあとです。
別のママが登場し、流ちょうに英語で会話を始めました。
私は横で、ニコニコうなずき、完全にアウェイです。