派手であまりいい噂を聞かない友達Aちゃんと仲良くする高校生の次女。「トラブルに巻き込まれては大変」と、母親と大学生の長女は2人がかりで「距離を置くべき」と忠告しましたが……? 友人が体験談を語ってくれました。

「うるさい!」温厚な娘が激怒

しかし、それまで黙って聞いていた次女が突然、立ち上がりました。

「うるさい! 私の友達のことを悪く言わないで!」

その目には涙が溜まっていました。

次女はそのまま自室へ駆け込み、私と長女は顔を見合わせ黙ってしまいました。

周囲の評判がどうであろうと、次女にとっては「大切な友達」。

その友達を頭ごなしに否定することは、その友達を選んだ「次女の気持ち」や「判断」そのものを否定することと同じ。

しかも、姉と母という、家庭内の信頼する大人から一斉に責められ、次女は傷ついてしまったのでした。「心配」という名目で、彼女の人間関係をコントロールしようとしていた自分たちに気づかされました。

「友人への否定」が絶対NGな理由

Aちゃんと今後も付き合っていくことが心配なのは事実。

でも、親の価値観で高校生の娘の交友関係に土足で立ち入るのは、信頼関係を壊す行為でした。

「あなたの選んだお友達なら、きっと大丈夫ね」

本当に伝えるべきは、娘の友達への憶測による評価ではなく、娘への信頼だったのだと深く反省しました。

その一件後、次女の交友関係には余計な口出しはせず、「何かあったらいつでも味方になる」という姿勢で見守るようにしています。

【体験者:50代・女性パート、回答時期:2026年1月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Yuki Unagi
フリーペーパーの編集として約10年活躍。出産を機に退職した後、子どもの手が離れたのをきっかけに、在宅webライターとして活動をスタート。自分自身の体験や友人知人へのインタビューを行い、大人の女性向けサイトを中心に、得意とする家族関係のコラムを執筆している。